フィルムカメラ-2

By , 2013年1月25日 10:47 AM

 先日、久々にフィルムカメラを引っ張り出してみたのですが、眺めて磨いただけで、またお蔵入りさせました。
それは、手元にフィルムが無い、寒いので撮影に出掛ける気がしない、からでした。

 しかし妙なもので、何かに気を向けると、それが現実の生活の中に入り込んで来ます。
入り込むと言う表現は適切ではないかも知れませんが、今まで気に掛けていなかったものが、意識の中にポトンと落とし込まれるのです。

 それが要因かどうか分かりませんが、全く偶然にフィルムを入手しました。
ついでだからと考え、必要も無いのに5本購入しました。
このフィルムの使用期限は2015年6月となっています。
つまり、あと2年半の間に、5本のフィルムを使い切らなければなりません。

 ここでよーく思い出してみたのですが、ハーフサイズカメラ(通常の倍の枚数が撮れる)を使用していた頃、1年近く同じフィルムがカメラの中に入ったままになっていたことがありました。
現在のように、デジカメで何でも気楽に撮れるのとは違って、昔は、フィルムを使い切ってしまうまで現像には出さなかったように思います。

 今もその掟?を守る必要はありませんが、カメラのテストのためにフィルムを買ったわけではありませんから、何とか、ものの役に立てたいと考えています。

昔の写真を見ると分かるのですが、日常の生活風景は、殆どと言って良いほど撮られていません。
ですから、子供の頃はどんな服を着て、どんな物を食べ、家族は皆どのように過ごしていたのかなど、思い出せないことがいっぱいあります。

 フィルムカメラを使うには、肝心な場面を取り損なうかも知れないと言う覚悟?が必要になりますが、それを逆手に取って、フィルムカメラで日常の風景を撮ってみることにしました。

 左の画像のように、2台のコンパクトカメラと、1台の1眼レフカメラのそれぞれにフィルムを入れて、場面と気分に応じて使い分けてみようと思います。

 たまたまフィルムを入手したがために面倒なことをする羽目になりましたが、でも、この面倒な作業こそが、貴重な記憶を残すことに繋がるのだと思います。

 今回のフィルムが、良い機会を作ってくれました。
自分のためだけではなく、自分の子供に、今の様子を写真にして残してあげられれば、これほど幸いなことはないと思います。
 

4 Responses to “フィルムカメラ-2”

  1. まのまの says:

    素晴らしいサイトです。懐かしく感動しました。
    昭和33年生まれです。漁場だったところが石油コンビナートに移り変わるのを見て育ちました。

    • cube-kojima says:

      まのまの様
      初めまして。コメントいただき、ありがとうございます。
      まのまの様は埋め立てを見ながらお育ちになったとの由ですから、いつも海を見ることができる辺りにお住まいだったのでしょうね。私は八幡橋に近いところに住んでいましたが、海を見るには旧根岸中学の辺りまで行かないといけませんでした。埋め立てが始まったのは小学校2年生の頃で小さかったため、一人で海を見に行くようなことはありませんでした。埋め立てが始まる前、隣の家の中学生のお兄さんに、旧根岸中学に連れて行ってもらったことがありました。旧根岸中学の校庭の先は岸壁だったため、海にせり出した本牧岬を見ることができました。根岸湾についてのハッキリした記憶は、それが唯一のものです。もう少し大きかったら、根岸だけでなく磯子の海の記憶も残せただろうと思うと残念です。
      機会がございましたら、まのまの様の懐かしいお話など、お聞かせいただければ幸いです。

  2. まのまの says:

    八幡橋の近くも漁場でしたね。海苔が干してあったりしました。
    私は裏道で草野球ばかりしていました。軟球で家のガラスを割ったり、球が川(昔は汚い川でした)に入ったり。子供がおおぜい外で遊んでいましたね。そんな風景はなくなってしまいましたね。

    • cube-kojima says:

      まのまの様
      こんにちは。
      昔は空き地などが多くて、子供が遊べる場所がいっぱいありましたよね。工場や仕事場の敷地内も、安全なところは比較的自由に入らせてもらえました。私が住んでいた町内にもそんなところが多くあり、神社もありましたから、遊ぶ場所には困りませんでした。今、私が住んでいる家の周りには子供が沢山いますが、自由に遊べる場所が無いようです。小さな公園は所々ありますが、空き地ではなく公園なので、好き勝手には遊べないようです。今は夏休みですが、子供たちの声は余り聞こえて来ません。まぁ静かで良いのですが(笑)、自由気ままに遊び呆けられた昔のことを考えると、ちょっと可哀想に思います。

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