中判カメラ-2

By , 2013年10月23日 11:32 PM

2台目の中判カメラがやって来ました。
今度のは、6×9サイズのカメラで、一般的に入手できる中判カメラでは、最大サイズのものです。
前回ここに書いた中判カメラは、6×7サイズのカメラでした。
今回のカメラの名前はGW690、前回のはRB67、フィルムのフォーマットサイズがそのままカメラの名称になっています。
この他には、645、680などがあります。

今回のカメラはレンジファインダー方式のカメラで、前回の一眼レフ方式のカメラよりは、全体的に小型になっています。と言っても、上の写真のとおりの大きさで、そのデカさに思わず吹き出しそうになります。ちなみに、中判カメラに使用するフイルムは120フィルムと220フィルムと呼ばれるもので、別名ブローニー版とも呼ばれています。

120と220の違いは、フィルムの長さにあり、220は120の倍の長さになります。
当然のことですが、カメラのフォーマットサイズにより、撮影できる枚数が異なります。
一般的な35mmフィルムカメラは、フォーマットサイズが同じですから、フィルムの長さにより24枚撮り、36枚撮りなどと区別することができました。

35mmフィルムは24mm×36mm(縦×横)の大きさの部分がフィルム1コマ分に当りますが、6×9フォーマットの中判カメラでは、その大きさは60mm×90mmになります。
35mmフィルムで集合写真を撮るのと、中判カメラで同じ集合写真を撮るのとでは、写せる情報量に格段の違いがあることが分かります。これこそが、中判カメラが必要とされる理由です。

フルサイズディジタルカメラの受光素子サイズは、35mmフィルムと同じ24mm×36mmです。普及型ディジタルカメラの受光素子サイズは、17mm×23mm程度しかありません。
ディジタルカメラの情報量と、フィルムカメラの情報量を比較することはできませんが、フィルムカメラもなかなかのものであることが分かります。

がんばれ!フィルムカメラ

中判カメラ

By , 2013年10月12日 6:46 PM

昔、今からもう50年以上前のことですが、その頃、自宅にはいろいろと珍しいものがありました。
おじいさんか、父親が買い集めたものだと思いますが、カメラ、時計、蓄音機、レコード、そして押入れの奥には、日本刀までありました。
当時は、チャンバラ映画(その頃は時代劇なんて言いませんでした)が盛んでしたから、刀を振り回すシーンなど見慣れていましたが、本物の刀を持った時は、その重さにびっくりしました。
いくら大人でも、あの重さのものを簡単に振り回せる筈はないと、子供心に思ったものです。

そんな珍しかったものの中で、私はカメラが一番気に入っていました。
何台かあったカメラのうちで、ひときわ大きく重いものがありましたが、それは多分、左の画像のカメラだったと思います。
藤本写真工業が製造していた、「Semi Prince」と言う名の中判カメラです。
折り畳み式のファインダーを起こして、蛇腹を引き出して、よく写真を撮る真似をして遊んでいました。

父親がこのカメラを使っていたところを見た記憶はありませんが、現在のL版程度の大きさの写真が昔のアルバムに貼られていますので、それらは恐らく、このカメラで撮ったのだろうと思います。
この頃の写真は、何故か皆小さかったので、そうなのではないかなと思っています。

今までは気にもしていなかった中判カメラですが、たまたま現代のもの(と言っても、もう40年近く前のものです)を入手する機会があり、子供の頃のことを思い出しました。

今回入手した中判カメラはこれです。
Mamiya RB67と言うカメラですが、何と重さが2.5kg近くあります。
中判カメラは扱うフィルムが大きいので、一眼レフ構造にしようとすると、どうしても大きなボディになってしまいます。
高性能なデジカメが一般的になった現在でも、撮影した後の処理のことを考え、中判フィルムカメラを愛用している人は多いと聞きます。

デジカメの良いところは、撮影した後で、どのようにでも画像加工ができることです。しかし、ご自分で画像加工をして、自宅のプリンターで印刷したことがあればお分かりになると思いますが、この「画像加工」が大変に難しいのです。
ホームページに載せるような画像であればよいのですが、きちんとプリントしてアルバムに貼りたいと思うと、どうしても色の再現が気になります。

私は最近では、自分で画像加工と印刷することは諦め、デジカメで撮影した画像ファイルをプロの印刷屋さんに送り、プリントしてもらっています。
結局のところ、カメラ屋さんにフィルムの現像、焼き付けをお願いしていた昔と、何も変わらんなぁと一人苦笑しています。

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