入院していました

By , 2011年7月17日 3:04 PM

 2011年6月24日(金)の夜半22:00頃、呼吸困難となり救急車で運ばれ、そのまま入院することになりました。病名は「左緊張性気胸」と言うもので、左側の肺に穴が開く病気です。ここ10年来、気管支に疾患を抱えていたことも影響して、その時は本当に呼吸が苦しく、救急車の隊員の方の質問にも声を出して答えることができませんでした。また、穴が開いているため左肺がしぼんでしまい、その漏れた空気で胸腔がどんどん膨らみ、それにより心臓が圧迫されたために激しい動悸にもみまわれました。私にとっては、救急車に乗ることも入院することも、これが生まれて初めての経験となりました。

 病院に搬送されて人工呼吸器を付けられ、胸腔内の空気を抜き肺を膨らませる機器を繋ぐため、チューブを肺に差し込む手術を受けました。私は麻酔が効いていたため憶えていないのですが、付き添っていた嫁さんが看護婦さんからそう聞いたそうです。麻酔から醒めるまでに数時間掛かったようですが、醒めてから直ぐに「HCU」に移され、絶対安静の措置をされました。そんなこんなでかなりの時間が掛かってしまい、可哀そうに嫁さんは翌日の午前3時頃になってようやく病院を後にすることができたそうです。

 当初、入院予定は10日間ほどだったのですが、歳のせいか治りが遅く、結局7月16日まで3週間入院する羽目になりました。3日目に一般病室に移され、点滴のチューブや酸素濃度測定のための配線が体から取り外されました。これで幾らか身軽にはなったのですが、いかんせん肺にチューブが刺さったままですので、どこに行くにもガラガラと治療機器を載せた点滴ハンガーを引きずらなければなりませんでした。

 突然の入院でしたから、事前に何も用意することができなかったため、病院内ではそれはそれは退屈な日々を過ごすことになりました。ノートPCを所有していれば、仕事とまで言わなくとも、ブログやメールを書いたりはできたと思うのですが、今まで利用する機会が無かったため、持っていませんでした。とは言え静かな病室内では、ノートPCのキーボードであっても打鍵音が結構気になりましたので(検温時に看護師さんがノートPCを使用していましたので)、長時間利用するわけには行かなかったと思います。何れにしても治療のため入院しているのですから、普段の生活を忘れることも必要なのかもしれません。

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 上の写真は、病棟(8F)から外を眺めた画像です。外には、普段の生活や仕事をしている人達が見えるのですが、自分が何処かに閉じ込められているような、そんなやり切れない錯覚に陥ることがありました。入院中は仕事も気になり早く退院したいと思っていましたが、退院して家に帰ってみると、なぜか入院していた事を懐かしく感じたりもしました。

 今回このような状況になったことで、自分にとって何が大切なのか、改めて認識することができました。普段の生活ではなかなか意識できないのですが、何はさておいても家族が大切であることを、言葉ではなく実感としてしっかりと感じることができました。そして、自分のことを気に掛けてくれた友人、仕事仲間の方達のことも、絶対に忘れることはできません。

 誰しも、普段は忙しい毎日に追われていますが、人が人を思いやる気持ちは決して忘れてはならないものです。そのことを肝に命じ、これからの日々を過ごして行きたいと思っています。

 ちなみに、私が入院していた病院は 湘南鎌倉総合病院 です。
先生も看護師さんも大変親切で、いろいろな質問にも細かく答えていただくなど、お世話になりました。大変な仕事であることを分かってはいましたが、改めて、医療関係に従事している人達の苦労と、情熱を感じることができました。

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